先ほどのレーダーチャートで「塾の学校 夢ロード」に最高の５の評価をつけたものに
は「スーパーバイザーorコンサルタントの指導力」以外にも、「利便性を実現するコー
ス設計」「研修力」「スーパーバイザーorコンサルタントの指導力」「加盟金・ロイヤ
ルティなど」の４つの項目でした。
私たちはＦＣではないのでロイヤルティ＝Ｏ円なので、「加盟金・ロイヤルティ」の項
目は最高点なのですが、このページでは、なかなか皆さんに伝わりにくい「利便性を実
現するコース設計」「研修力」の２項目について少々解説します。
最初に取り上げるのは、「利便性を実現するコース設計」です。
利便性を向上させるということは、生徒にとって塾に通いやすく、また保護者にとって
塾に通わせやすくするということです。
で、どんな風にして通い、通わせやすくするかというと、授業時間の設定、授業日の設
定、講習の設定などが大切なキーとなります。
学習塾に余り詳しくない方の中には、「授業時間、なーんだそれ」と思われた方もいら
っしゃるかもしれませんね。しかし。こうした一見、細かい内容に競合他塾との競争力
の有無の秘密が、隠されているのです。
たとえば、あなたの知り合いに個別指導塾のオーナーだがいるとするとしましょう。
もし、その塾の授業時間が１限＝９０分であったなら、その塾の知り合いになぜ
９０分授業なのか、尋ねてみてみてください。その塾の知り合いから納得できる返
答が返ってくる可能性は、あなたが思っているよりもずっと少ないはずですよ。
本来、授業時間は１２０分でも良いし、４５分でも良いはずなのに、なぜ９０分な
のか？
これには実は、日本の個別指導塾の歴史が関わっているんですね。
多くの個別指導学習塾の歴史は、今では最大手となっているフランチャイズ学習塾
の枠踏みを基本として、それをマネすることから始まりました。
その大手ＦＣの設計をマネた個別指導塾は、８０年代～９０年代にかけて瞬く間に
日本全国に広がりました。時代の追い風があったので、当時、その設計をマネた個
別指導塾にはたやすく生徒が集まったのです。
当時は、まだ個人塾の集団指導vs個別指導という図式の構図が支配的であり、そ
の個別指導の設計は、競争力という点で、比較的小規模な集団指導塾に勝っていた
からです。
だが、時代は変わりました。
かつて輝きを放った大手ＦＣの設計をマネた「従来型の個別指導塾」は乗り越えら
れるべき、旧型にすぎなくなっているという見方もできます。
私たちが提唱する「夢ロード」方式のコース設計は、「個別指導vs個別指導」とい
う時代にあって、より保護者や生徒の利便性を実現することで、個別指導塾間の競
争に勝てるシステムです。
言い換えれば、かつての成功モデルである「従来型の個別指導塾」批判的に乗り越
える試みであると言っていいでしょう。
学習塾の側としてみれば、より収益
性・集客力が高いモデルとして、ま
た生徒にしてみれば、通塾がしやす
く、より成績が上がりやすい学習
塾として、また保護者の観点から
すると、子どもの成績が上がると
同時に、なおかつ月謝が安くなる設
計として私たちは「夢ロード」方式
を開発しました。
立場が異なる学習塾・子ども・保護
者の三者の満足度が向上するシステ
ムが「夢ロード」方式なのです！
この「夢ロード」方式のコース設計
のコンセプトを一言で言うなら
「42週 月３・５回」です。
なぜ「42週 月３・５回」で学習塾・子ども・保護者の三者の満足度が向上し、
また競合他塾との競争で優位性を保てるかは、説明会などでご説明差し上げます。
ここまで読んで、「夢ロード」方式に興味をもった方もいらっしゃるでしょうし、
そうでない方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここであえて、コンサルタントの立場から、ご忠告をさせていただきます。
「夢ロード」方式のシステムは他の個別指導塾のシステムと比べて優れていると
確信していますが、それでも、全員が成功するとは限りません。
当たり前ですよね。
そんなことは、言われなくてもこれを読んでいる方々なら、
当然、自覚されていることでしょう。
このサイトをご覧になっている方は、今後伸びる、あるいは安定した収益が見込
めるシステムをもった学習塾作りを目指しているでしょうし、また、そのために
様々な学習塾のシステム比較を詳細にやられていると思います。
もちろん、このような態度は将来の学習塾経営者として大切な資質です。
しかし、コンサルタントとして、また塾経営の先輩としてアドバイスをさせてい
ただければ、システムの優位性だけで競合他塾に勝てるほどこの業界は甘くあり
ません。
「フランチャイズ」など学習塾経営の成功システムを売る会社は、あなたの事業
の成功を約束してくれる存在ではなく、あくまでも、そのためのベースとなるノ
ウハウや経営指導、援助を与えてくれる存在でしかありません。
大切なことはそのシステムを使って、自分なりの成功パターンを作るあなた自身
の能力を高めることが求められているのです。
より良いシステムを採用することで、あなたの学習塾ビジネスが成功するチャン
スは高まりますが、個別指導塾のシステムに「血」を通わせ、地域ナンバー１塾
に成長するためのもっとも大切な要件は、あたな自身です。
だから、システムの優位性を確立すると同時に
あなた自身の学習塾経営者としての
力量を上げることが大切となるのです。
その証拠に・・・
次のページの折れ線グラフをご覧ください。
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