こんにちは! 

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツの @学習塾開業ブロガーです。

さて、前回のブログで授業中の「指示」についてお伝えしました。

授業での先生の発言は、大きく「発問」「指示」「説明」 三つのタイプに分かれます

前回のブログで取り上げた 「問題集の70ページの問2を5分以内に解いてください」 といった発言が、「指示」にあたります。

「説明」は、主なものは教科書にそった 教科内容の説明ですね。

さて、それでは「発問」は?

この言葉は、これまで教育関係の仕事に関わったことがある方なら 多くは知っているでしょうが、教育関係がはじめての方には聞き慣れないはずです。

「発問」とは文字通り、問いを発することですが、 ただ「質問」とは違います。

「日本の首都はどこですか?」
「東京です」

上のような一問一答式で答えられるものは 通常、「発問」とは言いません。

文科省のホームページを見ると、両者はこんな風に区分されています。
「質問」は子供が本文を見ればわかるもの。
「発問」は子供の思考・認識過程を経るもの。

日本の学校教育の授業研究の歴史を遡ると、 戦後は、この発問研究に多くの労力が注がれてきました。 良い「発問」をする先生の授業が、 手本とされてきました。

この「発問」、これから学習塾を開業されるという方にも ぜひ、知っておいていただきたいんですね。

なぜか、その理由は次回以降に説明します。

次回のブログでも「発問」を取り上げますね。

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